PPD.tar.Z

PPD.tar.Z

Pipe In CHOP ノードのドキュメントにある PPD.tar.Z の使い方を説明

使用したビルド: Houdini 14.0.249 (Linux gcc-4.6)

全体の流れ

  1. Houdiniの環境を設置 (詳しくはこちら)
    $ cd /opt/hfs14.0.249
    $ source houdini_setup_bash
    
  2. PPD.tar.Z を自分のディレクトリ(~/ppd)にコピー
    $ cd $HH/public
    $ cp PPD.tar.Z ~/ppd/ 
    
  3. PPD.tar.Z の解凍
    $ cd ~/ppd/
    $ tar xvzf PPD.tar.Z
    
  4. コンパイル
    コンパイル及び実行方法の詳細は解凍して出来るPPD.DOC (テキストファイル)にあり。
    $ make -f Makefile.PPDOUT
    $ cd test
    $ make -f Makefile.pipeout
    
  5. 実行
    コンパイルが正しく終了すると、test/ ディレクトリに pipeout という実行可能ファイルが出来ている。これを以下の要領で実行。
    $ ./pipeout /tmp/chop.pipe
    
  6. Houdini での読み込み
    1. Houdini を起動
    2. CHOP Network を作成 (OBJ 以下でも CHOP 以下でも良い)
    3. できた chopnet1 の中に入り、Pipe In ノードを作成
      • 作成された(pipein1) の設定はデフォルトで上記の /tmp/chop.pipe を読むようになっている
    4. Motion FX Viewer タブを開き、chop1 の graph フラグ(一番右)をオンにする。
      • 破線で tx と ty とそれぞれ点が一つずつ表示される
      • 左マウスボタンを押し続けると画面が更新される(がいまいちわかりづらい)
    5. pipein1 の出力に Record ノードを作成し接続。graph フラグを record1 に移す。
    6. Play ボタンを押して再生すれば次のようなグラフが描画される。

Mac

Mac OS 上での HDK (toolkit) ディレクトリは、 /Library/Frameworks/Houdini.framework/Versions/version/Resources にある。
Houdini Terminal を開いて、
$ cd $HFS
で行くと簡単。

  • Mac OSによっては、endian.h が見つからずにエラーになる可能性がある。
    $ make -f Makefile.PPDOUT 
    c++    -c -o PPD_PipeOut.o PPD_PipeOut.C
    PPD_PipeOut.C:7:10: fatal error: 'endian.h' file not found
    #include <endian.h>
             ^
    1 error generated.
    make: *** [PPD_PipeOut.o] Error 1
    
  • この場合、ここから endian.h をダウンロード。
    • ~/ppd/ 内に配置
    • PPD_PipeOut.C の 7行目の
      #include <endian.h>

      #include "endian.h"
      に変更し保存。
    • $ make -f Makefile.PPDOUT
      が問題なく通るようになる。

おしまい

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