C3D Import

外部 Python モジュールを使って Houdini で Vicon のモーションキャプチャデータである .c3d ファイルフォーマットを読み込む方法を紹介。元ネタは、MIKE DATSIK 氏によるこちら

使用したバージョン: 15.0.439

1. Python ファイルのダウンロード

必要な Python モジュールは https://github.com/mikedatsik/C3DtoHoudini からダウンロード。

  • Download ZIP ボタンをクリックすれば全部一括ダウンロード可能。

2. ファイルの配置

ダウンロードした C3DtoHoudini-master.zip を解凍する。C3DtoHoudini-master というディレクトリが出来、その直下には以下のようなディレクトリ構造が出来る。

    + python2.7libs/
        + PyC3D/
    + sample/
    - MainMenuMaster.xml
    - README.md
    

このうち、MainMenuMaster.xml は、~/houdini<version>/ 以下に配置する。例えば、Windows 7 上で Houdini 15.0 を使っている場合には、/Users/<username>/My Documents/houdini15.0/ に配置 (以下このディレクトリは HOUDINI_USER_PREF_DIR と記述)。

python2.7libs/ 以下の PyC3D/ ディレクトリは、

  1. 単独のビルドで使う場合
  2. 一つのバージョン(複数のビルド)で使う場合
  3. すべてのバージョンとビルドで同じように使う場合
で、配置先が異なる。
  1. 単独のビルド (例: 15.0.439) で使う場合 (お勧めしません)
    • 使っている Houdini のインストールディレクトリ ($HFS) 以下のpython27/lib/site-packages にディレクトリをコピー。例えば、C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 15.0.439\python27\lib\site-packages 以下に PyC3D をコピー。
    • 既存のディレクトリにコピーするので手っ取り早いが、何よりも一つのビルドに限定されてしまうので、お勧めできない。
  2. 一つのバージョン(複数のビルド)で使う場合
    1. $HOUDINI_USER_PREF_DIRpython2.7libs という名のディレクトリを作成。
    2. その中に PyC3D を移動。
    3. こうすることで、同じバージョンのビルドすべてで使用可能。
  3. すべてのバージョンとビルドで使う場合
      Python が既に単体でインストールされている場合やHoudini 以外のソフトウェアや複数のバージョンの Houdini からアクセスしたい場合、以下の方法を取る。
      1. (Windows で) C:\Python27\ 以下に Python 2.7 がインストールされている場合
      2. C:\Python27\Lib\site-packages に PyC3D をコピー。
      3. Windows の場合、環境変数 PYTHONPATH に上記ディレクトリを追加。
        • $HOUDINI_USER_PREF_DIR/houdini.env
          PYTHONPATH = "C:/Python27/Lib/site-packages"
          としてもよいし、
        • システム環境変数に PYTHONPATH を追加、値をC:\Python27\Lib\site-packages としても良い。
        この環境変数は Linux と Mac では不要。

3. モジュールが正しく認識されているかの確認

PyC3D モジュールが正しく Houdini に認識されているか確認するには、以下の方法を使う。

  1. Houdini を起動。Python Shell を開く。
  2. 以下のコマンドを入力。
    import sys
    for p in sys.path:
       print p
    再度改行を押した際に表示されるパスに指定したディレクトリ(例: C:\Python27\Lib\site-packages) があれば、Python モジュールは正しく認識されるはず。
  3. File ->Import 以下に Import C3D... というメニューが追加され、実行すればファイル選択のブラウザが表示される。

4. .c3d ファイルの読み込み

上記で追加された File->Import -> Import C3D... を実行、開いたパネルで読み込む .c3d ファイルを指定、Import ボタンをクリックしてファイルを読み込む。

  • このページ一番上のアニメーションGIF は sample 内の Basketball.c3d を読み込み、Playblast した様子。

関連項目:

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