expression-03 arclen

ここではパラメータの追加とエクスプレッションコマンド arclen を使った描いたカーブの長さを求める方法を説明する。

使用したバージョン: Houdini FX 15.5.588

1. カーブを描く

  1. Create シェルフから Curve ツールをクリック。ビューポート内でクリックを繰り返しカーブを描く。
  2. Enter キーを押して確定。ビューポート上の Primitive Type のプルダウンを Polygon から NURBS に変えればスムーズなカーブとなる。
      このカーブの長さを計測したい。
  3. ネットワークビューで curve_object1 を選択、ダブルクリックするなり、i キーを押すなりして中に入る。
      curve1 ノードがある。

2. パラメータの追加

  1. curve1 のパラメータビューで、ギアアイコンから Edit Parameter Interface を実行。
  2. 開いた Edit Parameter Interface ウィンドウの左側で Float を選択。
  3. 中央の右矢印をクリックするか、Float をドラッグ&ドロップするかで右側に移動。
  4. 追加した Float パラメータの
    • Name を curvelength
    • Label を Curve Length
    などとする。予約語ではないので何でも良い。
  5. Accept ボタンをクリックしてウィンドウを閉じる。
      curve1 のパラメータビューに Curve Length というパラメータが追加され、値が 0 になっているはず。

3. エクスプレッションの追加

  1. 追加したCurve Length パラメータに
    arclen(".", 0, 0, 1)
    と入力。
    • 最初の "."は、このノード (curve1)を指す。
    • 次の 0は、プリミティブ番号。
    • その次の 0は、U の開始値。
    • 最後の 1は、Uの終了値。
    エクスプレッションを追加したパラメータのフィールドは緑で表示される。
  2. Curve Length のラベルをクリックすれば長さが数値で表示され、ポイントを移動するなり、Primitive 番号を変更すれば、長さの値が更新される。

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