対応OS
- Windows: Houdini 15 は Windows 64 ビット版のみの対応となります。 32ビット版は提供されません。詳細はこちら。
Linux: gcc4.8 のみ対応になります。4.4と4.6は提供されません。詳細はこちら。
Mac: 10.10.2 以降。10.9、10.8は対応しておりません (H14 と変わらず)。
H15 新機能:
まとめビデオ
- Houdini 15 Sneak Peek (新機能プレビュー)
- Houdini User Reel 2015
Houdini 15 新機能暫定リスト
Model
- 新しい PolyBridge ノード
- 改良された PolyExtrude ノードと PolyBevel ノード
- 新しい PolyExpand2D ノード
- エッジスライドによる QuickEdit 機能 (Tweak)
- ソフトトランスフォーム 影響範囲の視覚化
- UV 編集機能強化
- サブディビジョン カーブ
- 四角メッシュをマニュアル生成 (リトポ)
- 古いTwist SOP を 今後 Bend SOP に置き換え予定
- 使いやすい方向ハンドル
Animate
- ドープシート - Ripple ツール、マルチセレクション機能
- アニメーションエディタにサイクルのベイク機能を搭載
- オブジェクトフラグ単位のオニオンスキニング
- Poser Library ペーン
- デフォルトで男性と女性のキャラクタを内蔵
女性キャラクタは、TAB->Simple Female で実行、男性はTAB->Simple Male で実行。 - OpenCL がボーン、ヌル、デフォメーションをサポート
- デフォメーションの Dual Quaternion 対応
- VEX デフォメーション wrangler
- TRSP パラメータをオブジェクト間でインタラクティブに移動できるマッチ デフォメーション機能
- 子ノード補間コントロール
- Python スクリプトオブジェクト
- 改良された Character Picker ペーン
- 強化された Blend Shape
- 新しいキャプチャ、及び変形アーキテクチャ
Render
- 新しいマテリアル ライブラリ
- スキン、カーペイント、泥、トゥーン、新しい Pyro 、ガラス、メタルなど
- PBR 用テクスチャライブラリ
- レイヤードマテリアル
- Material Stylesheet Manager ペーン
- 接線空間法線サポート
- VOPS/VEX
- 新しいシェーダモデルや Disney 社の Principled シェーダなど、シェーダコンポーネントを完全改変
- 改良された VEX 構造体サポート
- VOP 単位でコンパイルされた VEX コードを内蔵
- VOP レベルでシェーダを効率的にレイヤ化
- PBR テクスチャのベイク処理機能
- ビューポートが UDIM テクスチャをサポート
- ビューポートがワールド空間法線マップをサポート
- ライト
- $HH/ies 以下に IES ライト スキャタリング プロファイルを追加 (Derek Jensonk 氏許諾)
- チューブ状のエリアライトをサポート
- 物理ベースを考慮し改変したライト オブジェクト インターフェース
- オン/オフ スクリーンのライトやカメラをトラッキングするタグ表示機能
- 環境ライトのビューポート表示をサポート
- ShaderFX 2.0: メニューを改変
- Mantra
- Mantra、 HQueue のチェックポイント機能
- IPR の経過時間、終了予定時間、合計レンダリング時間、最大メモリ量を表示。 .pic 、 .rat 、 .exr 形式で保存可能
- 適応型 BSDF サンプリング機能搭載
- コンポーネント単位でのサンプリングとクオリティ制御
- 制御診断機能の追加
- テクスチャリング性能の大幅な向上
- キャッシュの再利用により、パフォーマンスが大幅に向上
- カーブボックスキャッシングにより、パフォーマンスが向上
- 変位ポリゴンのレンダリングにおけるスレッド効率の最適化により、起動速度が4倍に向上
- Mplay へのレンダリング速度が12倍に向上
- DreamWorks サブピクセルマスクのフォーマットへの拡張など、 DSM (zfront/zback) を強化
- 接線空間法線マップの入出力機能
- サブディビジョン カーブをネイティブサポート
- Renderman 20 をサポート
- VOP ノードのネットワーク内で、 (OSL サポート下において) RIS シェーダの構築が行えるネイティブ環境をサポート
- BxDF RIS VOP シェーダライブラリ
- 最新の ROP 及び SOHO バインディング
Crowds
- Rag Doll 機能 - ジョイント及びコリジョンジオメトリのセットアップ、モーションキャプチャデータとのブレンド、 腕と脚の切断
- マテリアル及びジオメトリのレイヤリング/バリエーション
- VOP ベースの Fuzzy Logic ツール
- 地面との衝突判定に任意の数の腕や脚を対応
- 固有の包摂論理により、行動ヒューリスティックが向上
- 明示的なターゲットロケーションを設定し、個々のエージェントを “引きつける” ツール
- エージェントのステイタスやプロパティを検査する、強化されたタグ表示機能
- エージェントの視点からシーンを表示する Agent CAM 機能
VFX
- ボリューム ビジュアライザ
- Bullet:
- Rag doll シェルフツール
- グルー (コンストレイン) の伝播反復 (設定) 速度が大幅に向上
- 凸包アルゴリズム速度が大幅に向上
- 柔軟性が向上したコンストレイン コントロール
- 多数アイランドの処理速度が大幅に向上
- FLIP 流体
- 溶岩や溶融オブジェクトなどの粘性流体ツールをまとめた、 Viscous Fluids シェルフツールを追加
- プレッシャの分散処理
- FLIP や白く泡立った水など、大規模データセットのポストシミュレーション ワークフローを強化する適応型圧縮/ローディングソリューション
- Fluid Source ノードで VDB を使用してポイント作成が可能になり、RAM 使用量を大幅に低減
- 局部的な衝撃質量の向上
- 液体シェーダで Vorticity (過度) とデュアルレストをサポート
- 変形するサーフェスのスムージング/フィルタリング機能が大幅に向上
- OpenCL が粘性流体をサポート
- PBD/粒子
- 粒子シミュレーションのドメイン指定が容易に行える Sandbox シェルフツール
- 動くキャラクタの周囲などにシミュレーションの影響範囲を限定する、適応型過渡領域シミュレーション機能
- 分散型粒子シミュレーションをサポート
- VDB を用いたポイント作成機能
- 最大10倍までの処理速度向上を実現
- 改良されたコリジョン検出/解決機能
- 合理化された四面体内蔵ワークフロー
- モデルの四面体化を準備するための Solidify SOP を拡張
- 新しい SubD カーブと Raw Data パラメータによりパフォーマンス速度を維持したまま、グルーミング速度を向上
- 高精度なビューポート ヘア レンダリング
Games
- PSD インポーター
- 道路作成用など、真っ直ぐなスケルトンを計算する PolyExpand2D SOP
- ソフトセレクション、 選択事前ハイライト表示、エッジスライド、ソフトトランスフォーム ビジュアライゼーションなど、 UV 編集機能の強化
- インタラクティブなリトポツールにより、高密度ポリゴンメッシュの上に低解像度四角メッシュを重ねて描くことが可能
- テクスチャ ベイク機能 (UV アンラッピング)
- 以下の機能のビューポート対応
- UDIM テクスチャ
- ワールド空間法線マップ
- UV メッシュ境界
- オーバーラップした UV 領域
- 接線空間法線マップの入出力機能
- バンプ及びディスプレイスメントマップの法線マップへの変換機能
- パックプリミティブ及びシンクライアント対応による Engine API のメジャーアップグレード
Viewport
- SubD カーブの表示と選択
- あらゆるタイプのオブジェクトに使用可能なオニオンスキン機能
- グループガジェット機能の拡張: Alembic 階層のサポート、よりスマートな選択項目のハイライト表示、表示フィルタなど
- UDIM テクスチャのサポート: 拡散 (diffuse) 、放射 (emission) 、不透明度 (opacity) 、法線マップ
- ワールド空間法線マップをサポート
- 環境に基づくライティングをサポート
- ジオメトリ境界表示オプション (UV 及び 3D 接続性)
- 3D/UV フォールオフの可視化
- 高精度なヘアレンダリング
- 強化された OpenGL ROP
Visualizers
- 新しいボリューム表示機能
- 新しいタグ表示機能
- OP ノードのパラメータダイアログ内に UI 表示の埋め込みが可能
- VOP 、 SOP 、 DOP専用の表示ノード
Architecture and Usability
- HDA のブラックボックス化が可能
- VOP と SOP の新しいビジュアル言語構造体 (begin-end、 for-loops、 foreach-loops、 while-loops、 if-then など)
- Houdini の XML で構築された、完全にカスタマイズ可能な RMB ノード編集メニュー
- Mantra 、ビューポート、 Subdivision SOP 、 Resample SOP で SubD カーブをサポート
- コンテンツの検索や変更ができない (ライセンスを必要としない) アセットなど、 HDA のブラックボックス化が可能
- Fuzzy Logic VOP により、 Houdini のあらゆるコンテキストに AI 技術を適用
- 適応型圧縮ソリューションにより、多数のポイントを含む bgeo ファイルのフリップブック変換速度が100倍高速化
- プロシージャルかつ HDA に変更可能な形式でインタラクティブなストロークを保持する Raw Data 型のパラメータ
- エッジ選択、ループ発見アルゴリズムなど、HOMのサポートを強化
- Alembic フレームワークの拡張
- Tree View での複数選択が可能
- 関数とエクスプレッションを記述するためのツール
Houdini Engine API 2.0
- API フロントエンドを計算バックエンドから分離
- 複数ホストにログインするマルチセッション機能
- マルチスレッド化によりホストアプリケーションを支援
- アウトオブプロセス構成
- ホスト安定性の向上
- ライブラリの不整合問題の解決により、統合性が向上
- Maya:
- ランプパラメータのサポートを追加
- Houdini のグループ (Maya のセットに相当) の入出力サポートの追加により、選択に基づいて変更を加えることが可能
- Houdini Aseet からの返却時にマテリアルを保持
- Maya 2016 のサポートを追加
- カラータイプや速度ボリュームタイプのサポートを追加
- 入力メッシュ用のマルチ UV サポートを追加
- Houdini のジオメトリ アトリビュートを Maya アトリビュートとしてサポート
- HEngine にヘアシステムをカーブとして転送可能
- シミュレーション サポート機能の強化: $FPS、 $FSTART、 $FEND 等の Houdini 変数を Maya のシーンに合わせることが可能
- カーブツールのサポートを強化: カーブメッシュのマーシャル機能を追加
- Unity:
- 入力アセット及び中間アセット結果におけるペイントのサポートを強化
- Houdini から UV を取得しないメッシュ上に、三角形あたりの UV と Lightmap セカンダリ UV を自動生成するオプションを追加
- テクスチャガンマ補正機能の追加
- Houdini Engine API:
- ノードの作成、破壊、ノード名の変更、及び任意ノードの接続が、アセットのノードネットワーク内で行える機能を追加
- パックプリミティブのサポートを追加
- ボリュームツールのサポートを強化: 高密度な Houdini ボリュームのマーシャル機能を追加
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