このページで出力した testOutSquab.fbx を Unity で再生できるようにする。
使用したバージョン: Houdini FX 15.5.565
Unity 5.2.2f1
1. Unity 起動、プロジェクト設定
- Unity を起動、プロジェクト選択画面で右上の "New" を選択、新しいプロジェクトを作成。
- プロジェクト名、場所を自分の環境に合わせて変更 (ここではデフォルトのまま)。
Create Project を押してプロジェクト作成を完了。Unity が起動する。 - 今回は FBX を使うので厳密には不要だが、Houdini Engineの環境とメニューをこの新しいプロジェクトに設定する場合、Unity 起動後、Assets->Import Package->Custom Package... を実行。ブラウザで C:\Users\Public\Documents\Unity Projects\Houdini_Engine_Project_15.5.565 (またはインストールしたバージョン) に行き、houdini-engine.scripts.unitypackage を開く。
- 表示されたウィンドウで Import ボタンをクリックして、すべて読み込む。
- すると、Unity のメイン UI の下部の Assets 以下に Houdini 関連の3つのフォルダ、メインメニューには Houdini Engine のメニューが追加される。
これで Houdini Engine の機能が Unity 内で使えるようになり、HDA (Houdini Digital Asset) が読み込めるようになる。
2. FBX ファイルの読み込み
- Assets->Import New Assets... を実行。ブラウザで testOutSquab.fbx を選択して読み込む。
- 上の testOutSquab を、左上の Hierarchy 以下にドラッグ&ドロップ登録する。
- 右側の Inspector パネルで Scale X, Y, Z の値をそれぞれ 100 にする。
- こうすることで Squab が視認出来る大きさになる。
- この状態で画面上部中央の再生ボタンを押してもアニメーションの再生は始まらない。
- 正しく再生するには Animation Controller が必要。これを次の章で行う。
3. Animation Controller の設定
- 左下 Projects タブ以下の Create ボタンをクリック、Animation Controller を選択。
- ビューポートを Scene から Animator に変更。
- Assets パネルの testOutSquab のアイコンの右側にある三角形をクリック。
- 展開されたノード群をスクロールし、最後から2番目にある Main を見つけ、これを Animator パネルにドラッグ&ドロップ。
- Hierarchy 以下で testOutSquab を再度選択。Inspector パネルの Animator 以下の Controller の右端にある丸をクリック。
- 別パネルで表示される Select Runtime Animation Controller で先ほど作成した New Animation Controller を選択。
- 再生ボタンを押せば、ベイクしたアニメーションが正しく再生される。
カメラ視点を任意に変えるにはシーンにカメラが必要 (GameObject->Camera)。
作成したカメラのビューを見ているビューに合わせるには、カメラを選択して、GameObject->Align with View。
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