2020-05-26

mplay to ffmpeg

FFMPEG は H20.0 以降 Houdini に同梱されているので別途インストールは不要。

以下は Mplay で File->Export->ffmpeg-> で Format を .mp4 にした時に Codec に表示されるラベルとその意味。

CodecUI Label意味備考
AV1 av1_amfAMD GPU AV1Apprenticeで使用可能
av1_nvencNvidia GPU AV1Apprenticeで使用可能
libsvtav1Software AV1Apprenticeで使用可能
H.264 h264_amfAMD GPU H.264
h264_nvencNvidia GPU H.264
h264_videotoolboxApple H.264MacOS のみ
libopenh264Software H.264
HVEC/H.265 hevc_amfAMD GPU H.265
hevc_nvencNvidia GPU H.265
hevc_videotoolboxApple H.265MacOS のみ
libkvazaarSoftware H.265
VP9libvpx-vp9Software VP9Apprenticeで使用可能

Houdini Apprentice では、特許関連の理由により、MacOS 版を除き、H.264 及び H.265 でのビデオ出力はできない。

上記は Windows 11 上の H20.5.487。


ImageMagick

ImageMagick をインストールすれば、PDG と ImageMagick の連携ができる。

  1. 古い ImageMagick がインストールされている場合には古いバージョンをアンインストールするのが無難。
  2. ImageMagick のダウンロードリンクからインストーラをダウンロード、インストーラを実行する。
  3. インストールが終了するとシステムの Path (下段) に ImageMagick へのパスが追加されている。

    このウィンドウを開くには こちらを参照のこと。
  4. 上段で
    PDG_IMAGEMAGICKC:\Program Files\ImageMagick-7.1.0-Q16-HDRI\magick.exe
    などと実際のパスを設定する。

H20.0.435 以降では、Houdini に同梱の ffmpeg.exe を使う場合、PDG_FFMPEG の設定は不要。FFmpeg Binary を "Houdini FFmpeg" に指定する。別途インストールした場合のみに環境変数を使う。

なお、PDG と FFMPEG の連携の挙動に関するスクリプトは、$HFS/houdini/scripts/mvexport/ffmpeg.py

その他リンク


最終更新: 2025-02-13

3 件のコメント:

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    1. MPlayの File->Export メニュー にFFMPEPG が表示されるためには、PATH 環境変数に対し、FFMPEG のディレクトリが含まれていることが必須です。
      ImageMagick のインストーラをWindows で使った場合、
      C:\Program Files\ImageMagick-7.1.0-Q16-HDRI
      またはインストールしたバージョン番号のディレクトリが追加されているはずですが、こちらをご確認ください。

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    2. すいません、Restart Houdiniではだめでしたが、Restart WindowsしたらFile->Export FFMPEGが表示され、すでに解決したので質問を削除しました。 いずれにしても、ご返答ありがとうございました!

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