2021-09-16

bonfire and OCIO 2

前回からの続き


4. さらなる調整

見た目をより良くするために、ここでは以下の変更を加える。

  1. pyrosolver_bonfire ノード
    • Setup タブで
      • Voxel Size を 0.05 から 0.02 に
    • Look タブで
      • Density Scale を 5 から 15 に
  2. pyrolook ノード
    • Scatter タブで
      • Enable Scatter をオフからオンに
      • Intensity にある Scale を 250 から 150 に
      • Color にある Source Range を 0.3 ~ 1 を 1 から 5 に
      • Blur にある Use Blur Steps をオフからオンにし、Number of Blur Steps を 3 に
      • Masking タブにある Use Mask Ramp をオフからオンに
      • 同じく、Point No. 2 で、Position を 1 から 0.99812、
        Color を 0.086, 0.086, 0.086 に
    • Fire タブで
      • Intensity にある Scale を 350 から 150 に
      • Source Range を 0.4 ~ 1 を 0.4 から 5 に
      • Color にある Source Range を 0.4 ~ 1 を 0.4 から 5 に
  3. Pyro_Shader ノード (pyrolook ノードをダブルクリックするとある)
    • Smoke タブで
      • Density にある Density Scale を 1 ~ 5 を 1 から 15 に
      • Color にある Absorption Color を 1 1 1 から 0.204 0.161058 0.161058 に
上記の変更を加えて60フレーム目でレンダリングすると以下のようになる。

5. キャッシュ

シミュレーション後の処理を効率よく行うには、結果をキャッシュしてディスクに保存しておくと良い。これには File Cache ノードを使う。

  1. File Cache ノード (filecache1) を作成、pyrosolver_bonfire と pyrolook の間に挿入する。
  2. Valid Frame Range を Save Frame Range に変更し、Save to Disk をクリック。
      240フレームを書き出すと 24GB 程度のディスク容量が必要
  3. 書き出した後は、Load from Disk をオンにして、書き出したデータを読み込むようにする。
  4. こうしてできた炎をループさせるには、SideFX Labs の Make Loop ノードを使う。

6. ループ化

こうしてできた炎をループさせるには、SideFX Labs の Make Loop ノードを使う。Make Loop を使うには SideFX Labs のインストールが必須。

  1. アニメーションの最終フレームを 240 から 60 に短縮する。
  2. Labs Make Loop ノード (make_loop1) を作成、filecache1 と pyrolook の間に挿入する。
      Input Type が Volume or VDB であることを確認する。あとはデフォルトのまま。
  3. 再生すれば、このページの一番上にあるように、60フレームのループアニメーションになっていることがわかる。こちらはビューポートを Flipbook 化したもの。
これは、こちらのビデオでも紹介している。

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