Houdini の Windows メニュー以下に External Python Source Editor というメニューアイテムがある。これについて説明する。
インストールおよびテスト
前提として、Houdini インストール時に SideFXLabs のインストールが必要。
- 上のメニューを初めて実行するとエディタが指定されていないと言われる。
- ここでは Visual Studio Code (以下 VS Code) を指定。
- OK をクリックすると、VS Code が起動する。
- VS Code 初回起動時にはさらにいろいろな設定が VS Code 内で走る(かもしれない)。
- このエディタ内で Python Code を書く。例えば、
print ("Test")
- Ctrl+S (Save) をすれば、書いたコードが Houdini で実行され、出力は Console Window に表示される。
- 実際の保存ダイアログは出ない。
この方法の利点は、 シーンファイル (.hip) とは独立してコードがエディタに存在すること。つまり、 Python Source Editor であれば File-> New した時にエディタの内容が消えてしまうのに比べ、こちらの方法を使えば、File->New した時もコードはエディタに残る。
Wrangle ノード
- Wrangle ノードで VS Code を使うには、右メニューから、Expression -> Edit in External Editor を使う。
- こちらでも初回起動時には (*.vfl) 用の設定が走り、 その中で VEX 用のシンタックスをインストールすると良いかもしれない。
- 後の要領は Python 時と同じ。
設定エディタの格納先
上記の操作によるエディタの設定は、~/houdini18.5/ 以下の ExternalEditor.cfg に記述される。例えば
C:/Users/ktaki/AppData/Local/Programs/Microsoft VS Code/Code.exeHoudini では環境変数 EDITOR を使って外部テキストエディタの指定も可能。EDITOR と ExternalEditor.cfg が両方定義されている場合、EDITOR が優先される。
この機能は SideFXLabs 経由で H16.5 頃からあったらしい。
リンク
- Houdini: VEXをカスタマイズしたVS Codeで書く kick the base
- Houdini: VEXをカスタマイズしたVS Codeで書く 02 kick the base
最終更新: 2021-10-14
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