2021-12-16

time opcook

opcf /obj/geo1                                                                   
time opcook -v -f 1 120 volumewrangle1                                           
quit

Hscript コマンド time と opcook を組み合わせて hbatch から実行すると、Houdini (UI 本体) を起動しなくとも、ノード演算時間の計測が可能。ここでは、その方法を説明する。

なお、これは 「「枠内」な (バグ) レポートの書き方」にHoudini Apprentice Advent Calendar 2021 の 5日目の記事を譲りました。



使用したビルド:

  • Houdini 19.0.460 (Windows 10)

例えば、h19_volumewrangle.hip というファイルの中の /obj/geo1/volumewrangle1 が存在し、その 1 フレームから 120 フレームまで処理時間を計測したい場合、

  1. このページ一番上にある3行のスクリプトを h19.cmd 等と名前を付けて、シーンファイルがあるディレクトリに同じ保存。
  2. Houdini コマンドラインツールを起動、シーンファイルのあるディレクトリに移動。
  3. 以下のコマンドを実行。
     hbatch h19_volwrangle.hip h19.cmd
    すると、
    Cooking frame:  1
    Cooking frame:  2
    Cooking frame:  3
    ...
    Cooking frame:  119
    Cooking frame:  120
    251.13r
    
    などとコンソールへの出力があり、最後に計測時間が秒で表示される。
この方法であれば、Houdini 本体を起動して Performance Monitor を使うより簡単に単一特定ノードの演算時間の計測が可能。ただし、事前に計測すべきノードの特定が必要。

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