2023年6月時点で、ネットワークエディタでスティッキーへの日本語入力時のフォントを完全に日本語化する方法を紹介する。
フォントの入手
Houdini が UI に使用するフォントは、 TTF (True Type Font) または OTF (OpenType Font) のどちらでも使える。著作権の心配をせずに使えるフォントセットが Google Fonts にある。
- 今回は上記サイトから Noto Sans Japanese (Noto_Sans_JP.zip) をダウンロードしたとする。
- Houdini のユーザ環境設定ディレクトリ $HOUDINI_USER_PREF_DIR (例: C:/Users/ktaki/Documents/houdini19.5) に行き、 fonts という名のディレクトリを作成。
- この fonts ディレクトリ内に Noto_Sans_JP.zip 内の *.ttf ファイルをすべてコピーする。
- $HFS/houdini/fonts/ (例: /Program Files/Side Effects Software/Houdini 19.5.654/houdini/fonts) ディレクトリへ行き、font.map ファイルを選択、そしてコピー (Ctrl+C)。
- 上記の fonts ディレクトリ ($HOUDINI_USER_PREF_DIR/fonts) に font.map をペースト。
- ペーストした font.map をテキストエディタで開く。次のようになっているはず。
# A flat list of UI font usage to font name mappings Black "Vegur Bold" Proportional "Source Sans Pro" Proportional-CJK "WenQuanYi Zen Hei" Fixed "Source Code Pro" Fixed-CJK "WenQuanYi Zen Hei Mono"
- このうちの Proportional-CJK を"Noto Sans CJK JP Regular"、 Fixed-CJK を "Noto Sans Mono CJK JP Regular" と以下のように変更し、保存。
Proportional-CJK "Noto Sans CJK JP Regular" Fixed-CJK "Noto Sans Mono CJK JP Regular"
閉じる。 - Houdini を再起動すれば、font.map での変更が反映される。
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