2022-02-02

h19 redundant license server

Houdini 19 で (再び) ライセンスサーバの冗長化が可能になった。ここではその設定方法について簡単に説明する。


    はるか昔、ライセンスサーバの冗長化は、同じ構成のライセンスサーバを三台用意して、そのうち2台が起動していればライセンスが供給されるという形を取っていた。これは、FLEXlm でも同じだったと記憶している。今回 H19 で搭載された冗長化はこの方法とは一切関係ない。

H19 でのライセンスサーバの冗長化は、DNS 上でのホスト名の二重化を使って行う。

例えば、以下のように main-server と backup-server という二つのサーバがあり、ライセンスサーバとして運用されるのが main-server の場合に、main-server に licenseserver という別名を DNS 経由で与え、この licenseserver といサーバ名を元にライセンスを運用する。

xxx.yyy.zzz.012 main-license, licenseserver
xxx.yyy.zzz.013 backup-license

mainserver がこけた場合には、backup-server に licenseserver を移す。backup-server には licenseserver (main-license) と同じ設定が用意されている必要がある。

xxx.yyy.zzz.012 main-license
xxx.yyy.zzz.013 backup-license, licenseserver

現在のライセンスサーバのホスト名が main-license で、上記の方法を用いてライセンスを licenseserver という名前を元に運用するのであれば、main-license にあるライセンスを一度すべて返却した上で、licenseserver というホスト名で再度インストールする必要がある。H19 以降の License Administrator であれば、ラインセンスをインストールする際にプルダウンでサーバ名を選択できるようになっている。

この方法を用いるには、ライセンス管理者はライセンスサーバの管理だけでなく、社内の IT (DNS) 管理権限も必要になる。

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