2022-06-10

復活の (旧) Mountain ノード

H19 より、それ以前からあった (旧) Mountain ノードは退役となり、TAB メニューから Mountain を呼び出すと、Mountain という名のその実は Attrbute Noise ノードが作られるようになった。


Attribute Noise はマルチスレッド化されているので、高解像度メッシュを入力した場合、圧倒的に速く、またパラメータの数も多い。よって、Attribute Noise を使うことがあらゆる面において合理的なのだが、旧 Mountain ノードを使いた時もあるかもしれない。その時は以下の方法でメニューに表示させることが出来る。

Houdini を起動し、

  1. Houdini の Windows メニューから HScript Textport ウィンドウを開く。
  2. opunhide Sop mountain::2.0
    ":" が二つ必要。
  3. ネットワークエディタで、 TAB キーを押して moun... とタイプし始めれば、上記画像のように Mountain ノードが二つ、一つは (Attribute)、もう一つは (Manipulate) と付属して表示されるのがわかる。
  4. このうち Mountain (Manipulate) が (旧) Mountain ノードで、(Attribute) の方は Attribute Noise ノード。

この設定は、Houdini 起動中のみ有効なので、起動するたびに毎回同じ設定をしたくなければ、123.cmd に同コマンドを記述しておけば、起動ごとに実行される。

同様に Copy Stamp ノードを復活させたい場合には、 Hscript Editor に

opunhide Sop copy
とするか、こちらを参照。

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最終更新: 2024-04-03

2 件のコメント:

  1. 初めまして。佐藤と申します。上記の「opunhide Sop mountain:2.0」を入れてもMountainが二つ表示されないです。
    どうすればよいか、ご教示お願いいたします。

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    1. すみません。
      opunhide Sop mountain::2.0
      で、コロンが二つ必要でした。上記を修正しました。

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