2018-12-02

hda submenu

Game Development Tools をインストールし、ネットワークエディタで Geometry ノードを作成、その中で TAB メニューを押すと、このツールセットによるツールアセット (HDA) はすべて GameDev というサブメニューの中にさらにサブメニューを伴って表示される。

ここではこの設定方法を紹介する。この記事は、Houdini Apprentice Advent Calendar 2018 の一つです。



使用したビルド: Houdini 17.0.401

0. 始める前に

HDAを編集すると元に戻す方法がない。よって以下の点を考慮すること。

  1. 使う可能性のある Houdini の一番古いバージョンで行う。
  2. Houdini Apprentice または Indie で行った編集は、商用版では読めなくなる。
  3. 不安であればバックアップを取ってから次に進む。

1. 元の状態

例えば、Orbolt などから HDA をダウンロードし、Digital Asset メニュー以下がこんな状態になったとする。

ここでは、以下の要領でまとめる。

  • Castle で始まるものを VR Project 以下に
  • SciFi で始まるものを SciFi 以下に
  • Spooky ではじまるものを Spooky に

2. Type Properties

サブメニューの設定は各 HDA の Type Properties から行う。

  1. Windows -> Asset Manager として、Asset Manager を開く。
      ネットワークエディタで、それぞれのアセットノードを作るのは時間的にも作業的にも面倒。
  2. 編集したいアセットを選択する。まずは SciFiDoors.otl 以下の Object/scott_scifidoors を選択。

    アセットの格納位置に関して
  3. RMB->Type Properties を実行。開いた Edit Operator Type Properties ウィンドウで Tools タブ以下の Context 以下に行く。
  4. TAB Submenu Path にある Digital AssetsDigital Assets/SciFi に変更、Accept をクリックする。

      Digital Assets 以下に SciFi というサブメニューが追加され、その中に SciFiDoors が移動したのがわかる。
  5. 同じ作業を好きなだけ繰り返す。残りは
    • Digital Assets/Spooky
    • Digital Assets/VR Project
    間に(半角)スペースがあっても良い。
終了すればこのように、SciFi、Spooky、VR Project の3つのサブメニューが出来、それぞれに関連するアセットが表示されうようになる。

おしまい。

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