2020-07-21

asset bar

2022-04-09 追記
Houdini 19 では Assets->Assets Definition Toolbar -> Show Always で Asset Bar を表示できるようになった。


新しいバージョンの Houdini でも古いバージョンのノードの挙動に切り替えることが出来る。ここでは、 Houdini 18 と SideFXLabs で 旧 Game Development Tools の Vertex Animation Tools (VAT) 1.0 を使いたい場合の設定方法を紹介する。



使用したバージョン: Houdini 18.0.516

Houdini 18.0 に SideFXLabs がインストールされていると仮定する。未インストールの場合はこちらを参照。

  1. Houdini を起動し、Assets->Asset Manager... を実行する。
  2. Configuration タブに行き、下の方にある Asset Bar: の設定を Hide Asset Bar (デフォルト) から Display Menu of All Definitions に変更し閉じる。
  3. ネットワークエディタで /out コンテキストに行き、TAB->vat とタイプ入力し、Labs Vertex Animation Textures を実行。
      パラメータビューを見れば、一番上にプルダウンメニューが二つ追加されているのがわかる。
  4. 左側のプルダウンで一番下の labs::vertex_animation_textures を選択すれば、1.0 Vertex Animation Textures が使える。
  5. 右側をクリックすれば、HDA がどのファイルから読み込まれているかがわかる。
これは、VAT に限らず、新しいバージョンの Houdini で古いノードの構成を再現するのに役立つ。つまり、昔のチュートリアルを新しい Houdni で実行するときにノードを切り替えることが出来る。

例えば、北川さんの本の Sweep で詰まる人がかなり見受けられるが、Shift+R で入力の入れ替えの代わりに、 Asset Bar 経由で Sweep (1.0) の定義を使うようにすれば、最新の Houdini でも本の内容に沿っていくのが容易になる。

おしまい。

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最終更新: 2022-04-09

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