Houdini 20.5.380 で改良された Edge Cusp について説明する。
- Houdini 20.5.380 (Windows 11)
問題点
例えば、Houdini 20.5.375 またはそれ以前のビルドで
- Crate シェルフから Sphere を Ctrl キー押しながらクリック。
- ポリゴン球 (sphere_object1) が原点にできる。
- (カーソルがビューポートまたはネットワークエディタ上にある状態で) i キーを押して、Geometry (SOP) レベルに移る。
- Display モードを Smooth Wireshaded に変更する。
- Select ツールに移り、選択モードを「Edges (エッジ)」にして、連続するエッジ(線分)を2つまたは3つ選択。ビューポート上で Tab キーを押し Group を選択、Enter キーで確定。
- group1 がネットワークビューにできる。
- ネットワークエディタの group1 から Tab キーで Normal を作成。
- Group に group1 を選択。
- Cusp Angle を 0 にする。
- Display モードを Smooth Shaded に変更すると、ハードエッジ化 (Cusp 化) が選択部分以外にも影響していることがわかる。
これが問題。
改良点
Houdini 20.5.380 以降で同様の手順を行うと、ハードエッジ化は選択部分に限定され、隣接するエッジに影響することがなくなった。
なお、Journal には
Fixed a bug in the Normal SOP that could cause some edges to be unexpectedly cusped.とある。
おしまい。
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