前回からの続き
4. さらなる調整
見た目をより良くするために、ここでは以下の変更を加える。
- pyrosolver_bonfire ノード
- Setup タブで
- Voxel Size を 0.05 から 0.02 に
- Look タブで
- Density Scale を 5 から 15 に
- Setup タブで
- pyrolook ノード
- Scatter タブで
- Enable Scatter をオフからオンに
- Intensity にある Scale を 250 から 150 に
- Color にある Source Range を 0.3 ~ 1 を 1 から 5 に
- Blur にある Use Blur Steps をオフからオンにし、Number of Blur Steps を 3 に
- Masking タブにある Use Mask Ramp をオフからオンに
- 同じく、Point No. 2 で、Position を 1 から 0.99812、
Color を 0.086, 0.086, 0.086 に
- Fire タブで
- Intensity にある Scale を 350 から 150 に
- Source Range を 0.4 ~ 1 を 0.4 から 5 に
- Color にある Source Range を 0.4 ~ 1 を 0.4 から 5 に
- Scatter タブで
- Pyro_Shader ノード (pyrolook ノードをダブルクリックするとある)
- Smoke タブで
- Density にある Density Scale を 1 ~ 5 を 1 から 15 に
- Color にある Absorption Color を 1 1 1 から 0.204 0.161058 0.161058 に
- Smoke タブで
5. キャッシュ
シミュレーション後の処理を効率よく行うには、結果をキャッシュしてディスクに保存しておくと良い。これには File Cache ノードを使う。
- File Cache ノード (filecache1) を作成、pyrosolver_bonfire と pyrolook の間に挿入する。
- Valid Frame Range を Save Frame Range に変更し、Save to Disk をクリック。
- 240フレームを書き出すと 24GB 程度のディスク容量が必要
- 書き出した後は、Load from Disk をオンにして、書き出したデータを読み込むようにする。
- こうしてできた炎をループさせるには、SideFX Labs の Make Loop ノードを使う。
6. ループ化
こうしてできた炎をループさせるには、SideFX Labs の Make Loop ノードを使う。Make Loop を使うには SideFX Labs のインストールが必須。
- アニメーションの最終フレームを 240 から 60 に短縮する。
- Labs Make Loop ノード (make_loop1) を作成、filecache1 と pyrolook の間に挿入する。
- Input Type が Volume or VDB であることを確認する。あとはデフォルトのまま。
- 再生すれば、このページの一番上にあるように、60フレームのループアニメーションになっていることがわかる。こちらはビューポートを Flipbook 化したもの。
リンク
- シーンファイル: h185_pyro_bonfire_part2.zip (134KB)
- このチュートリアルのパート1
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